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数字でみる医薬品ネットワーク

1999年にスタートした医薬品ネットワークは、2020年に加盟店5,000件を超え、市場の約1割を占めるまでに成長しました。ここでは医薬品ネットワークが支持されてきた背景について、数字を挙げてご紹介します。

1.医薬品ネットワークの加盟店は日本全国に

医薬品ネットワークは、株式会社メディカルシステムネットワークが約60社の医薬品卸売会社(以下、卸)と約5万JANの単品単価交渉を行うことで、加盟店に対して安定した価格を提供しています。

医薬品ネットワーク事業は1999年にスタートしました。当初は北海道内での展開でしたが、2006年以降は本州に進出して着実に規模を拡大。2020年3月現在の加盟店は全国47都道府県、約5,200店舗に広がり、市場の約1割を占めるまでになりました。

2016年以降の加盟件数の推移

加盟店に大きな変化が見られたのは、厚生労働省がかかりつけ薬局、かかりつけ薬剤師の推奨を始めた2016年以降です。薬局における患者さん対応の業務が増えたことに加え、2018年以降は厚生労働省により流通改善ガイドラインが導入されたことや毎年薬価改定が見込まれ、卸との価格交渉の負担が増えたことなどから、医薬品ネットワークに注目が集まるようになりました。

また度重なる薬価の引き下げやジェネリック医薬品の普及により薬価差益を確保しにくくなったことも、加盟店が増加した大きな要因と考えられます。地方で営む小規模な薬局から、10店舗以上を展開する中堅薬局まで、さまざまな経営スタイルの薬局が利用していることからも、汎用性の高さがうかがえます。

2.国内トップの医薬品取扱高

医薬品ネットワークの加盟店増加に伴い医薬品取扱高も国内トップの3,367億円(2020年3月期実績)を誇ります。加盟店の仕入価格を株式会社メディカルシステムネットワークがまとめて交渉することにより、安定した価格を設定できます。また、品目ごとに決まった価格を設定し、加盟するすべての薬局が同じ価格で購入できるようにしています。

3.経営規模の異なる薬局が幅広く加盟

加盟法人の8割は1~3店舗を展開する中小の法人です。また加盟店の3割強は10店舗以上を展開する法人の店舗が占めており、経営規模の異なる薬局が幅広く加盟していることが数字から見てとれます。

4.不動在庫の高いマッチング率

加盟店から好評を博しているのが、年4回加盟店間で行われる「デッドストックエクスチェンジサービス(以下、DSE)」(特許取得 特許第6078193号)です。DSEは不動在庫となった医薬品のうち、使用期限が6ヶ月以上残っているものを対象とし、薬価の6割の価格で売買が行われます。一般的な薬局向け掲示板などにおける、医薬品売買のマッチング率は2割程度と言われていますが、DSEは8〜9割という高いマッチング率を誇り、医薬品が取引される規模は年間4〜5億円に達します。

独自のロジックで高いマッチング率を実現しており、配送コストにも配慮した仕組みになっています。

5.適正な在庫管理を実現する高いシステム導入率

在庫管理システムを導入している薬局は一般的に全体の約30%と言われます。しかし医薬品ネットワークでは加盟店の約60%が在庫管理システムを導入しており、そのうち約30%の店舗で適正な在庫管理により、返品率や急配率が改善されています。

加盟店システム導入率

約9%の店舗では自動発注も導入しており、納品回数の削減、発注時刻や納品時刻の適正化、発注行数の削減、配送方式の適正化など、多岐に渡る業務改善が見られています。

6.自動発注のトライアルによる作業負担の改善例

上記は2018年10〜12月の期間、自動発注を導入した薬局の改善結果です。

こちらの薬局では従来からEOS発注を行っていましたが、自動発注を導入して発注時刻や納品時刻を固定したところ、納品回数、発注時刻、納品時刻などの面で改善が見られました。

この実績を受け、系列5店舗でも導入され、全店舗で大幅な店舗業務の省力化が実現できています。

7.在庫管理システム導入によるEOS発注率の改善例

医薬品ネットワークの発注・在庫管理システム導入における、具体的な改善例を見てみましょう。2019年にメディカルシステムネットワークと医薬品卸5社で実施した「薬局の流通改善支援プロジェクト」において、薬局に対して在庫管理システム「薬VAN」(メディシスVAN同等の機能)の導入をサポートしたところ、次のような数字の変化が見られました。

熊本県のA社(2店舗)は従来、通常発注機を使用していましたが、「薬VAN」の導入後EOS発注率が71.1%(2019年1月)から96.3%(2019年10月)に上昇。また返品率も0.38%(一般的な返品率は1から1.5%)と非常に低い数字に抑えることができました。

また、レセコンから発注を行っていた鹿児島県のB社(5店舗)では、「薬VAN」導入後、EOS発注率が11.18%(2019年1月)から95.2%(2019年10月)と大幅に上がっただけでなく、急配もほぼゼロになりました。

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